すでにyoutubeに公開されている、自作空気清浄機(ローゼンタルボックス)の作り方を詳しく解説していきます。(設計図はこちら)
この自作空気清浄機は5平方メートルの部屋で使用すると、0.3マイクロメートルの粒子量を6分で約25%に減少させました。
カウンターの仕様上0.3マイクロメートルで計測していますが、フィルターは0.1マイクロメートルの粒子もより高い効率で捕集することが確認されています。
新型コロナウイルスの空気感染対策の一助になれば幸いです。
また、工作が苦手な方は工作せずとともご使用のエアコンにフィルターを貼り付けるだけで空気感染対策することができます。店舗やご自宅であれば、クレアウィンフィルターをご活用ください。
素材
・サーキュレーター(動画内で使用しているのはラスコ 20inch x20inch BOXファン)
・段ボール(516*516)
・微粒子捕集フィルター(クレアウィンフィルター)
・テープ(養生テープ・ビニールテープ)
・筆記用具(ペン・マジック)
・カッター
・カッターマット
・物差し(アルミ直尺など長めのもの)
円の部分を綺麗に切り取りたい場合は
PP紐やクギがあると自作コンパスを作ることができます。
作業工程
1.図面を見て線を書く
2.段ボールを切る
3.段ボールを折る
4.組み立てる
5.サーキュレーターを設置する
6.フィルターを巻く
図面を見て線を書く
図面はこちら(PDF)からダウンロードできます。
まずはペンで下書きしたら、切るところと折るところをマジックなどで色分けしておくと後の工程が楽になります。
円の部分は自作コンパスを作って線を書くと綺麗にかけますが、サイズが近ければフリーハンドでもかまいません。
段ボールを切る
段ボールを切る時にはカッターマットを敷きましょう。
段ボールを切る際には指を切らないように注意してください。
切り取った部分も内部のパーツとなります。
なかのパーツ部分は段ボールの切れ端(サイズが異なるので設計図を確認ください。)を重ね、72cmほどにして組み合わせます。
中の切込みは段ボールの幅の50%強。段ボールが入るサイズの切り込みにしてください。
段ボールを折る
柱部分は中のパーツを織り込んだりするので剥がしやすい養生テープで仮止めを行ってください。
後ほど中のパーツを入れ込むため、剥がしやすい養生テープを短めに貼って仮止めを行いましょう。
組み立てる
設計図を確認しながら画像のように、組み立ててください。
養生テープで仮止めを行ってください。
サーキュレーターを設置する
上部にサーキュレーターを設置しましょう。
養生テープで仮止めしておいて、ビニールテープを二重に巻きます。(隙間は作らないでください。)
フィルターを巻く
微粒子捕集フィルターで段ボールの側面を覆いましょう。
仮止めを行ってから、最後にビニールテープで隙間なく固定したら完成です。
サーキュレーターのコンセントに気を付けてくださいね。
この夏の自由研究はぜひ、自作空気清浄機を作り、みんなで新型コロナウイルス感染対策・エアゾロル感染対策を行いましょう!